2011年2月15日火曜日

Is Winter Cold or Hot?

Summary:My daughter and I were sick with the flu for the first time. We see many people who wear masks in Tokyo, but I think it is not enough to protect flu virus because they cough a lot. I have never worn a mask in California. In America, it is not normal to wear a mask, but it is quite popular in Japan, it is like a mask culture.
We went to San Francisco Zoo with my friends in February, 2005. And then, I saw many people wore short sleeves under the sun. It was so surprising to me because it is the coldest season in Japan.  Also, I never thought to go to the beach at the beginning of March.
In California, there are many beautiful sunny days, so most of the people whom I know are heart-warming like the sun.

先週、娘が生まれて初めてインフルエンザにかかってしまい、しかも今週は私がかかってしまいました。2009年、世界で猛威を奮っていた新型インフルエンザのときには感染しなかったのですが、日本に帰国して最初の冬に、私たちはインフルエンザの洗礼を受けてしまいました。。昨年の秋にインフルエンザのワクチンを接種したにも関わらずです。。

日本では公共の場所で、マスクは着けているもののゴホゴホ咳き込んでいる人をよく見かけます。そういう場所に出かけるのは極力避けたいとは思うのですが、ごみごみした東京に住んでいる限りそうは行きませんよね。。

乾燥注意報が1ヶ月以上続き、2月に入って街では男性も女性もマスクを着用している人を多く見かけるようになりました。アメリカでマスクをして外出することはなかったのですが、今年の冬は風邪の予防以外にも顔があまりにも寒いので、寒さと乾燥対策のために着けるようになりました。

アメリカでは、マスクは医療など特定の仕事に就いている人しか使用していないようです。ある日、カリフォルニアでのことですが、日本人のママがマスクをして、学校に子供のお迎えに行ったところ、ジロジロ見られたと言っていたことがありました。以来、その彼女は日本人以外の人に会う場合は、マスクを着けることをやめました。人に迷惑をかけたくなかったつもりが、もしかすると彼女の姿を見た人は、もの凄く深刻な症状だと思ったのかもしれません。。

ある年の12月に友人のJoannaと娘とサンフランシスコへバレエの"The Nutcracker"を観に行く機会がありました。その日私は酷い風邪を引いていたので、車でJoannaを迎えに行ってすぐに"Can I wear my mask because I am coughing so badly?"と尋ねると、すぐに彼女は"No! Never!"ときっぱり言いました。マスクをしなくても良いと言われたものの、私は咳をゴホゴホしていたので申し訳なく思い、ほんの気持ち程度ですが、のど飴をなめ続けながら何とか乗り切ることができました。喉の調子が悪いときは、車のエアコンの風にも敏感に反応してしまうので気を遣います。でもそれ以上に、Joannaのとても寛大な心が嬉しくもありました。

そもそも、アメリカ人には風邪のときにマスクをする習慣はないようです。運転中はともかく、公共の場での買い物の最中にマスクをしていたら、怪しい人かと間違われるかもしれません。。
アメリカでは咳が出ているならば、オフィスへの出社や外出を控えるそうですが、私の場合はどうしても見逃せないバレエ鑑賞だったので、そのときには出かけてしまったわけです。

風邪を引いていたら、人前に出ないのがアメリカ人で、マスクをしていれば許されるだろうと思うのが、日本人と言ったところでしょうか。マスクは日本独自の文化としても定着しているようです。

日本の冬の寒さは忘れていたわけではありませんが、周囲の人に訊いても今年は寒いと言う話です。シリコンバレー辺りでは一番寒い12月下旬頃から1月にかけてもウールやダウンのロングコートを着る必要はありませんでした。基本的に移動は車なので、コートはあってもなくても大丈夫なくらいでした。どちらかと言えば、ハーフコートや厚手のジャケットくらいで十分でした。インドアのショッピングモールでは、駐車場にいるときだけ寒いと感じるかもしれませんが、コートは後々余分な荷物になってしまうかもしれません。

覚悟はしていましたが、今シーズンは冬物をたくさん買い揃えました。ダウンコートから始まり、ファーの付いたマフラー、それに革の手袋まで…すっかり防寒対策貧乏になってしまいました。
カリフォルニアでは、日中は少し厚手のTシャツの下に肌着とハーフ丈のコートで十分だった娘も、この日本の冬の寒さには勝てずに肌着とTシャツの上に厚手のトレーナーを着てダウンコートを着るようになりました。それに外出時は、マフラーと手袋とイヤーウォーマーも必需品です。日本での冬の服装に関しては、カリフォルニア時代とは全く事情が違います。

今年のシリコンバレーの冬は例年より暖かい日もあったようで、日中は抜けるような青空で、子供たちは半袖シャツを着て遊んでいたそうです。確かに年によっては、雨が多かったり、多少暖かかったり寒かったりと差はあります。東京では先週から既に雪が数回降り、とても寒いので、その気候を羨ましく思ってしまいます。一方で娘はと言うと、東京で初めて雪を見たときは、無邪気に喜んでいました。

日本の冬は子供が外で遊ぶ時間が極めて少なくなり、どうしてもテレビゲームなど室内遊びばかりになってしまいます。シリコンバレーであれば雨の日以外は、小さい子供たちは思いっきり公園で遊べます。子供にとって太陽の下で思いっきり遊べることがとても大事であることは言うまでもないことだと思います。

シリコンバレーは夏はからっとした気候でとても過ごしやすく、冬は気温が低くなりすぎることもありません。但し特に冬の朝晩は東京と同じように冷え込むので、霜柱や薄く氷が張ることはありますが、雪は降りません。天気の良い冬の日中でも、陽の当たる場所にいると暖かく感じます。

日照時間が長いことや朝晩と日中との寒暖の差が激しいことは、葡萄栽培に大変適しているそうです。そのため、ナパやソノマを初めとするカリフォルニアワインのビジネスが大きく発展することとなったそうです。

また真冬でもゴルフが出来ることは、ゴルフ好きの人にとっては、実に魅力的な所だと思います。それも理由の一つなのか…駐在で一度住んだ経験のある人は、転職してから戻ってくることもあるそうです。

私が住んでいた場所は山に近かったので、朝はよく霧が出ていました。でも面白いことに、そこから娘の学校へ向かって車を運転していると、一本の道路を境にその霧がパッと晴れるのです。ある日はうちの方では雨が降っていたのに、学校では晴れて大きく虹が出ているなど。わずか4 mile(約6.4km)の距離ですが、なかなか風情あるドライブコースでした。

San Francisco Zoo
Feb. 2005
娘が2才のときに、友人のHeidiやKatjaたちと子供たちを連れて、サンフランシスコ動物園"San Francisco Zoo"へ行きました。その日は天気がとても良くて、2月初旬とは思えないくらい暖かな日で、歩いていると汗ばむくらいのポカポカ陽気でしたが、動物園にいる多くの人々が半袖だったことにも驚きました。このとき私にとっての2月=(イコール)一年で一番寒いという概念は覆されたわけです。





The Fun Beach Day
Mar. 2005
 その年の3月初旬に、車で1時間くらいのところにあるビーチへ行きました。3月に入ったばかりなのにビーチへ行けるのかなと最初は驚きましたが、晴れて気温が21℃(70F)を超えると、夏を意識するのがカリフォルニアなのだと思ったものです。

冬でも太陽が出ていて暖かい日は、半袖やノースリーブにビーチサンダル姿の人々もたくさん見かけるのもシリコンバレーならではです。皆口々に、"I like the sun."と言って、陽の当たる場所を好んで座ります。その土地に住む人々の人間性は、気候が大きく関係しているのかなと思わずにはいられません。

そういう環境が影響するのか…カリフォルニアの太陽のように多くの人々は明るく穏やかでフレンドリーです。シリコンバレーの地に根を下ろしたいくつものベンチャー企業が、現在では名だたる多くのIT関連企業として成長し続ける理由もそこにはあるのではないでしょうか。

東京の街路樹のつぼみはかたく閉じたままで、まだ春は少し先のようです。シリコンバレーの暖かい日差しと温かな人々をつい懐かしく思い出してしまいます。

3 件のコメント:

  1. That‘s good point regarding the mask. I cannot find masks in drug stores here. In Japan, I saw them even for kids with Pokemon or Anpanman cartoons. Probably Japanese are more nervous about getting sick…Take care…

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  2. Wankooさん、こんにちは。新型インフルエンザが流行ったときは、Daisoでもマスクが売れ切れになっていましたよ。
    日本はこれからは花粉の季節ですし、コンビニにも数種類のマスクが常備してあります。もうマスクは立派なファッションの一部!?と思うくらいですね。。

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  3. こんにちは。こちらもいまは寒いですよ。雨が多いし。周りの人や子供も風邪をひいてきています。桜がこの雨でそろそろ終わりになります。パステルピンクの雲を楽しみました!そして三月にはいると一面が黄色ですね。

    このブログ、面白いですよ。読者もたくさんついて順調ですね。

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