2011年2月20日日曜日

From 53rd Grammy Awards To 26th Grammy Awards

Summary:We went to the Jazz Live“The Stanley Clarke Band Feat. Hiromi” at Yoshi's in San Francisco. This band won the Grammy award as Best Contemporary Jazz Album this year. When I listened Hiromi's piano playing, I was so impressed because she is not a typical Japanese Jazz pianist. Her playing style is dynamic and attractive. Even my 6-year-old daughter listened well, after playing, they got a huge standing ovation from the audience.
We also went to the exhibit “A Musical Legacy” of the Grammy Museum in Los Angels after Michael Jackson passed away. We saw his private costumes, gloves, lyrics, music videos and the speeches of the 26th Grammy awards in 1984.
We had some chances to listen and watch the real music in the U.S.. That was precious experiences.


Yoshi's San Francisco

先日、第53回グラミー賞が発表され、そのうち4人の日本人が受賞したというニュースをTVで見ました。アメリカの権威ある音楽賞に日本人が功績を残せたことは素晴らしいことだと思います。

なかでも“Best Contemporary Jazz Album”を受賞した 上原ひろみ“Hiromi Uehara”さんは、2009年10月にサンフランシスコの有名なジャズクラブYoshi'sで生ライブ“The Stanley Clarke Band Feat. Hiromi”を観ただけに、これからも陰ながら応援したいなと思っています。

ジャズライブは娘と主人と3人で行きました。開演ギリギリの時間に到着したので、空いているテーブル席が何と一番前のみ。Yoshi'sではチケットは事前にインターネットで購入できても席の指定はできません。全て自由席なのです。偶然にも、上原ひろみさんの座っている真後ろに私たちは座ることになりました。
真後ろとは言うものの、間近に彼女の体の動きとピアノを触るの手の動きを見ることができます。近かったことが良かったのか、当時、6才の娘でさえもその躍動感溢れる演奏にしっかり聴き入っていました。一人の日本人女性が会場にいる多くのジャズファン…しかも来ている方々には相当なジャズマニアも多いはず…をこんなにも湧かせるなんて…私にはその演奏内容を十分に表現することはできませんが、それはそれは感動のStanding Ovationでした。思わず娘も一緒に立ち上がっていました。。

カリフォルニアでドライブ中にジャズ専門のラジオ局をつけていると、たまに上原ひろみさんの名前を耳にすることがありました。演奏活動やその内容については全く知らなかったのですが、アメリカ滞在中に評判の高い日本人アーティストの演奏をYoshi'sで聴きたいなと思ったのがきっかけでした。

初めてYoshi'sへ行ったのは、娘がまだ3歳の頃だったと思います。まだサンフランシスコのジャズクラブが出来る前でしたので、オークランドまで出かけました。夫の好きなジャズギタリストのLarry Coryellが出演するということを知り、急遽平日の夜8時からの公演のチケットを取りました。わざわざオークランドまで車で約1時間かけて行くので、そのライブの前にYoshi'sの中にある日本食レストランで食事をすることにしました。
Yoshi'sは日本人がオーナーということもあり、レストランサービスは行き届いていると思いました。シリコンバレーにある多くのAmerican-Japanese Restaurantとは趣が異なり、内装や客層を見た限りでも高級日本食レストランです。何品か頼みましたが、そのときに久しぶりに器と盛り付けのバランスが整っているお料理を見たなと思ったものです。以降、そのレストランへ行く機会は残念ながらありませんでした。

ライブはと言うと、席は自由席ですので、中段にあるブースターシートに座りました。3才の子供には遅い時間ですので、横になって眠っても良いようにと思っていたのですが、娘にはきっと難しいジャズギター(私にも少々難解でしたので…)だったにも関わらず、最後まで起きていたのには驚きました。コンサートホールではなく、ライブステージという丁度良い広さと心地良いシートの感触がリラックスできたのか…真相は分かりませんが、幼いうちに何でも本物を体験させることの大切さ(?)かなと今でも信じています。。。

アメリカでは、夜遅くに夫婦で食事をしたり芸術鑑賞のために外出する場合は、子供をベビーシッターに預けるのが普通です。ベビーシッターに預けることに抵抗があった私たちは、多少の無理も承知のうえでそれならば一緒に連れて行ってしまおうと様々なイベントに娘が幼いうちから同行させていました。

夫は日本では考えられない近距離で憧れのギタリストの生ライブを堪能し、公演後にはロビーでCDを購入しサインをしっかりもらっていました。

Yoshi'sはどんな有名アーティストでもチケットの価格が良心的だと思います。また日曜日には、子供も鑑賞できるように午後の時間もライブを開催しています。ジャズファンに限らずとも気軽に楽しめるのではないでしょうか。

2度目のYoshi's訪問は、夫の誕生日でした。サンフランシスコがオープンしたと言うことで、行ってみたいなと思っていたところ、今回も夫の好きなジャズギタリストのLee Ritenourのライブが誕生日の週末に行われることが分かりチケットを取りました。

折角の機会なので、そのライブの前に、サンフランシスコのYoshi'sのレストランで食事をしました。内装は広々として天井はとても高く、ガラス張りの窓からは西日が眩しいくらいでした。ここもやはりシリコンバレーにはないお洒落な感じの日本食レストランです。その日は家族だけの、ささやかな誕生祝いとなりました。

2009年6月にマイケル・ジャクソンが急逝したのをきっかけに、その年末のクリスマス休暇に私たちはロスアンゼルスへ旅行することにしました。



そのときに初めて、The Grammy Museumを訪れ、マイケル・ジャクソンの特別展示“Michael Jackson:A Musical Legacy”を見ました。
展示コーナーは建物の一部のフロアの限られたスペースでしたが、マイケルの私物である衣装やグローブ、直筆の“Billy Jean”の歌詞、1984年に第26回グラミー賞で8部門を受賞したときのスピーチやヒット曲のミュージックビデオなどを見ることができました。
また“Billy Jean”のイントロ部分で、マイケルがステップを踏むと床のタイルの色が変わるあの有名なシーンを実際に体験してきました。
なかでも夫は、“Thriller”のレコードジャケットで実際に着たオフホワイト(当時は真っ白だったのかもしれません)のHugo Bossのスーツが展示してあったことに感動していました。

気がつけば私たち親子は、マイケルの展示コーナーに2時間近くもいたのですが…そのコーナーを訪れるお客さんも何度となく入れ替わっていました。

マイケル・ジャクソンがステージで歌って踊っていた時代を知らない娘にとっても何か胸を打つものがあったのか…この真相も分かりません。今となっては映像でしか見ることのできない彼の姿ではありますが、実際にThe Grammy Museumを訪れたことただけでも何か私たちの心に刻むことができたのではないかと思います。

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