2011年4月5日火曜日

The cherry blossoms “Sakura” are blooming and Spring has come!

Summary:Every April is a beginning of the year for the schools and the companies in Japan. They have ceremonies for the new students and the new recruits when the cherry blossoms “Sakura” are blooming. My daughter never had ceremonies at Preschool and Kindergarten like Japanese schools.

Every year we go to the park to watch the cherry blossoms and have a party for drinking and eating some foods. On the other hand, there wasn't a party like Japan in the U.S..
I am looking forward to seeing the season of cherry blossoms this year. However, we have to hesitate to have a party with cherry blossoms because there are still many disaster victims from the earthquake and the tunami.

We went to the cherry blossom festival in Cupertino, California some times. There were some Japanese cultural events during the festival such as foods, shops, Japanese Tea Ceremony, Japanese Classical Dance, Aikido and Taiko Drum. One of my friends told me that she loves Taiko Drum. It looked like popular whenever I see the Taiko Drum show.

The cherry blossom is a seasonal tradition and also a bridge between Japan and the U.S.. I hope that many American people will visit Japan and enjoy the cherry blossoms in full bloom in the future.

Cherry Blossom in Tokyo
April 4, 2011
長い冬が終わり、少しずつ春の訪れを感じる季節になりました。東京の日中の気温が15度前後(60F)になると、春らしい暖かさを感じます。
日本の4月は企業や学校にとっては、一年の始まりの月です。入学式や入社式シーズンのためか、4月最初の土曜日の朝、駅前にはスーツ姿の学生や人々が多く見られ、山手線は平日に近い混雑だったので驚きました。

アメリカでは春の訪れをイースター“Easter”(キリストの復活)と共に祝います。また学年が進級する新学期は夏休み後ですので、日本とは大きく異なります。
かつて娘のプリスクール*の初日には日本のような入園式はありませんでしたし、キンダーガーテンの始まりの日にも入学式はありませんでした。初日には学校で予め用意するように指定された文房具などの持ち物を持って、そのままクラスへ向かいます。娘は自分の名前が机の上に貼ってあったので、見つけるとそこに着席して始業時間まで待っていました。
一方で娘は小学校1年生のとき、サンフランシスコ日本語補習校にも入学したので、日本の伝統的な入学式を体験しました。在校生に迎えられ、学校の体育館ではきちんと整列して校長先生などのお話を聞きました。

暖かい日が続くと東京では4月の初めには見頃を迎える桜の花は、今年は場所によってはまだ蕾の方が多いほどです。入学式は4月2週目からの所が多いので、桜の満開時期と重なるかもしれません。

東日本大震災直後ということもあり、毎年恒例のお花見と称した宴会は自粛モードという報道もありました。 この時期は新入生や新入社員を歓迎する意味で開かれることが多いので、主催する側も身長に検討する必要があると思います。
個人的には久しぶりに桜の季節を日本で迎えられるので楽しみにしていましたが、こういう時期ですので被災地の方々のことを考えつつ、桜を楽しむべきではないかとも思っています。

カリフォルニアでは日本のように巨大で立派な桜の木を何本も連なって見ることはありませんでした。サンフランシスコの通りにも桜の木はありますし、公園でも所々、見かけます。けれども日本でよく見られる光景である桜の木の下でレジャーシートを敷いて座り込み、お酒を飲んだりお弁当を広げたりすることはありません。歌を歌ったり踊って騒ぐことなどは考えられないことです。

毎年、CupertinoにあるMemorial Parkでは、Cherry Blossom Festival**が開催されます。と言っても、その桜祭りが開かれるのは4月下旬か5月初旬です。その頃にはすっかり暖かくなっているシリコンバレーでは、桜の咲く時期はとっくに過ぎています。初めてそのお祭りのことを知ったときは、日本のお花見のイメージが強くあったので、とても違和感がありました。お祭りは2日間開催され、公園には日本やアメリカの食べ物、雑貨などたくさんの出店で賑わっていて、ステージではお琴や尺八や三味線、それに和太鼓の演奏、合気道のパフォーマンス、茶道や日本舞踊にフラダンスなどが催されます。出演者は、日系アメリカ人や日本人に加え、もちろんアメリカ人などもいます。

Nihonmachi Street Fair, San Francisco
August, 2007
ある年、友人たちとステージを見に行ったとき、そのうちのアメリカ人の友人が、“I love Taiko Drum.”と言っていました。確かに太鼓の演奏のときには、あちこちから大勢観客が集まって来ました。日本人である私も聴き入ってしまうほどの荘厳な太鼓の音色が、遠く離れた地でも日本の伝統文化として受け入れられていることにとても嬉しく思いました。和太鼓演奏をよく知らない娘もとても気に入っていたようで、サンフランシスコの日本町で開かれていたNihonmachi Street Fairにたまたま行ったとき、和太鼓の演奏が始まると立ち止まって演奏をじっと見つめ、その音色に聴き入っていました。日本人としての本能なのか、アメリカ人的な感覚で日本文化に興味を示していたのか…どちらにしても和太鼓は人々の心を強く惹きつけるのだと感じました。

合気道は厳格な武道としてのイメージがありましたが、そこではアメリカの音楽に合わせて、ショー仕立ての演出になっていました。全てが日本ならではの方法ではなくても、アメリカにいる多くの観客が興味を持つ楽しい演出でパフォーマンスを披露することが日本の文化を広めるきっかけとなるのだとも考えさせられました。

桜は日本の風物詩としてだけではなく、アメリカにおいては日本文化を広めるための大切な役割を十分に果たしています。でもいつか、アメリカに住む多くの人々にも日本の素晴らしい桜を観てもらえる日が来ればと願っています。

被災地の皆様にとっても、桜の花が疲れた心身を少しでも癒すこととなりますことを願っています。

*プリスクール:ブログ内 Playdates make you learn more about America 参照

**Cherry Blossom Festival:他にもサンフランシスコのJapan Town Northern California Cherry Blossom Festival 参照

0 件のコメント:

コメントを投稿