2011年4月17日日曜日

The Ballet Recitals

Dance Attack!
Sunnyvale, CA
日本へ帰国して始めてのバレエ発表会がありました。バレエ学校に入学したのは、昨年の7月です。帰国直前の6月最初まで、カリフォルニアのバレエスクールに通っていたので、あまり間を空けないで続けさせたいとも思い、近所のバレエ学校の見学をしてからすぐに入学することを決めました。

小学1年生と2年生が一緒のクラスでしたが、初めて練習を見学したとき、一人一人が真剣で全員のレベルの高さに驚きました。その日の生徒は、1年生と2年生が合わせて22-23人くらいいたと思いますが、先生はメインの先生1人とアシスタントの先生2人が個人別にとても丁寧に指導していたのが印象的でした。

発表会の1ヶ月程前に東日本大震災が発生し、追い込みの練習時期にもかかわらず、翌一週間は休校となってしまいました。娘の学年は練習が再開しても直前まで全員が揃いませんでした。12人で踊るので、先生方も子供たちにとっても練習し難い状況だったと思います。どうにか本番では、全員揃って舞台に立つことが出来て、全員が堂々と踊っていました。一度切りの本番ですので、もう一度やり直すことなどできません。練習では上手く踊れたいたはずが…本番で少し上手くいかなかった娘は、舞台上での本番の難しさに多少気付いたようでした。(と思いますが…)

4月に入っても、M7規模の余震が続く中、発表会のあった週末だけはどうにか大きな余震もなかったのは幸いでした。そして週明けの月曜日、震災から丸1ヶ月が経過して先月の出来事を再び思い返していたところに、M7.1の余震が福島で起こり、東京も震度4の揺れがありました。また写真立てが棚から落ちて来ました。本当にもうこれ以上、被害が大きくならないことを祈っています。。

Memorial Park
June, 2006

娘のバレエの発表会の話に戻りますが、初めてステージに立ったのは、3才半の頃です。当時通っていたDance Attackでは、年度の終わり(夏休みに入る前)にリサイタルがありました。その年は、Memorial Parkの野外ステージで"Penguin Dance"をタップシューズで踊りました。Ballet&Tap Classにいたので、バレエとタップダンスの両方を習っていました。幼いころから娘はあまり緊張するタイプではなかったようで、むしろ楽しく踊っていたようでした。小さなペンギンたちのお遊戯みたいで、それぞれが自由に踊っていました。

Foothill College
June, 2007


翌年は、Foothill CollegeにあるTheatreでの本格的なステージ上で初めて踊りました。そのときは、バレエシューズで"What a wonderful world"の曲に合わせて踊りました。3-4才のクラスなので、まだみんなあどけなくてでもとても一生懸命で可愛らしかっです。
リハーサル1日と本番が2日ありました。





Memorial Park
June, 2008

Dance Attackでの最後の年は、再びMemorial Parkでの野外ステージでした。初夏のシリコンバレーは太陽が眩しくジリジリ照っているので、とても暑いです。娘は、Ballet&TapとPre-balletの2クラスを取っていたので、2度出演しました。







Memorial Park
June, 2008
Dance Attackでは、小さな子供でもクリスマスイベントでダウンタウンのストリートショーに出たり、老人ホームで踊ったこともありました。舞台経験だけは人並み以上かもしれません。

娘は踊りが好きで、Dance Attackに行き始めた2才の頃から、家の中だけではなくて外出先でも踊っていました。娘が3才頃のことだったと思います。ある日、娘とTargetに買い物へ行くと、いつものように娘は広い店内を自由に踊っていました。するとアメリカ人の女性に"I love your dance!"と声をかけられました。でも気持ち良く踊っていた娘の反応は、"………"で、ちょうど自我が芽生えた時期で難しい性格(?)だったのか、すっかり気を悪くしてしまいました。せっかく褒められていたのに…

娘がダンスを本当に好きになったことのきっかけは、"Shall We Dance?"だと思います。アメリカで買ったRichard Gere主演の映画で、Jennifer Lopezの華麗なダンスを毎日のように何度も繰り返し観ていました。個人的には草刈民代さんの日本版の映画も好きですが、アメリカ版にはアメリカらしいユーモアもあって多少違う設定場面もありますが、家族で楽しめる内容だと思います。

娘が5才半の頃には本格的にクラシックバレエを習わせたいと考えて、Western Balletに通うことになりました。Western Balletでは2年間、年末の"The Nutcracker"以外にも"Children's Recital"に2度出演しました。華美な衣裳ではなく、練習用のレオタードで、踊りも練習曲を中心に作られたものでしたので、日頃の練習の成果を発表するのが目的のようでした。
当然、参加費は必要諸経費程度で、日本の豪華なバレエ発表会と違って、低学年の生徒らしい質素なものでした。

今はマンションに住んでいるので下の階のご家族に私の方がとても気を遣いますが、それでも娘は気の向くままに踊っています。
今まで経験したバレエスクールでは、たまたま娘の年齢と興味やそのクラスの先生との相性が良く、楽しく通うことができました。
これからは技術的な練習がたくさん必要となります。小学校3年生になり、練習内容も昨年より難しくなりますが、何時でも何処でもバレエが好きである限り、これからも続けてもらえればと思っています。

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