2011年3月6日日曜日

Disney Princesses and Japanese Kimono Princess

Summary:We had a 2nd birthday party with my daughter's friends. It was our first time to have a big birthday party for her. The girls wore  Disney princess dresses, but I gave a pink kimono for her, because she had a typical Japanese face and I thought kimono was better than dresses for her. Also, this was a nice presentation to show a part of Japanese traditional costume.
I had some new experiences at the party like a huge birthday cake and pinata. We were so happy to join the party, because we just moved from Japan about 7 months ago.
When my daughter was 2-year-old, she was very shy, after the party, she was changing to be an active girl.

The Princesses
March, 2005
娘が2才になって、アメリカで初めてのお誕生日会をプリスクールで仲良しの女の子たちと合同で開くことになりました。
渡米してから約半年後に、2才の娘のお誕生日会をすることは考えていなかったのですが、友人のHeidiからの提案で、生まれ月の近い女の子たち5人とその家族が集まって、San JoseのMurdock Parkで行うことになりました。
お誕生日会を公園で開くというのは、とても新鮮でした。もちろん、私自身にそのような経験はありませんので全く初めての試みです。

娘の誕生日は12月30日、他の4人の女の子たちは偶然にも2月生まれでした。カリフォルニアの冬は雨期で気候が不安定なため、3月最初の土曜日に行うことになりました。そもそもどういう感じで子供のお誕生日会をすれば良いのか、初心者の私はHeidiや他のママたちに準備のほとんどをお任せしてしまいました。

アメリカの子供のお誕生日会にはテーマがあり、Birthday GirlまたはBoyが好きなキャラクターやお誕生日会でやって欲しいことを両親が用意してあげることが多いようです。パーティーは多くの人が自宅で開きますが、公園や子供向けの施設を利用することもよくあります。娘は実に数多くのお誕生日会に招待されました。これらの楽しい体験談はまた別の機会にお話したいと思います。多いときには、週に2度呼ばれることもありました。

2才のバースデーパーティーのテーマは“Princess”ということで、ママたちは女の子たちのためにプリンセスのドレスを用意することになりました。みんなきっと洋風のドレスが似合ってかわいいだろうなと考えた私は、娘には着物を着せて「“Japanese Princess”で対抗しよう!」と考えました。どう見ても2才の娘は洋風のプリンセスには程遠い典型的な日本人顔だな…と思ったからです。

前日にCostcoでバースデーケーキを買うことになり、私も初めて連れて行ってもらいました。平日にも関わらず、その巨大な敷地の駐車場がほとんど満車に近いことに驚きました。巨大倉庫を間近に見て、「さすがアメリカだ〜。」ととても感心しました。そこに売られているバースデーケーキは初めて見る巨大サイズで、にも関わらず値段が確か15ドル前後くらいだったことにもまた驚きました。パーティーには5家族+友人などで合計20人以上はいたと思いますが、全員に切り分けても余るくらいでした。

お誕生日会当日は、子供たちが遊ぶために“Bounce House”も用意してあったので、みんな中に入ってジャンプをしながら楽しそうに遊んでいました。小さな子供たちにとっては、広くて遊具の充実した公園は、自由に思いっきり遊べて一番適していたのではないかと思います。




いよいよ子供たちは、プリンセスドレスを着て登場です。娘は大好きだった色がピンクだったのでピンク色の着物で登場しました。やっぱり日本人は着物姿のお姫様がかわいいはず…という親の気持ちを知るはずもなく、2才の娘は日本人らしいとてもシャイな性格だったため、なかなかみんなの輪に入ろうとはしませんでした。誰かが持って来たてんとう虫の模様の入ったボールを両手でしっかり持ったままじっとその場に立っていました。娘も主役の一人とはいえ、状況が把握できずに周りの様子をただじっと伺っているようでした。

ピンクの着物の評判はとても良く、初めてアメリカで日本らしい文化を紹介することができたと思いました。お誕生日会を開くことが決まったときに、義理の母が着物を日本から送ってくれたおかげで、私たちにとっても良い思い出として残っています。

しかし5人揃っての写真撮影を何とか終えると、まだ2才になったばかりのお姫様たちは、すぐにドレスを脱いで公園内の遊具へと駆け出して行きました。

アメリカのパーティーの定番であるピザを食べて、バースデーケーキの前に子供たちを並んで座らせて、全員でバースデーソングを歌いました。ろうそくを吹き消す前にアメリカでは、“Make a wish!"と言い、願い事を頭に思い浮かべます。これはとてもロマンティックな習慣だと思います。

お腹がいっぱいになったところで、Karenがピニャータ“Pinata”を用意してくれました。ピニャータはこのとき初めて見たのですが、オリジナルはメキシコで、お祭りやお誕生日会でよく使われるそうです。以来、あちこちのパーティーで見る機会がありましたが、何時でも子供たちに大人気です。


くす玉のような入れ物にたくさんのキャンディーや小さなおもちゃを詰め込みます。木に吊るして、それを子供たちが順番にバットのような棒で叩いて、外側が壊れて中身が出てきたら、一斉に子供たちがそれを拾い集めるのです。
ピニャータは、その遊び方がとても衝撃的でした。叩いて食べるということでは、日本のスイカ割り*に近いかもしれませんが、もっと豪快な感じです。


プリンセスお誕生日会は目にするもの全てが目新しく、日本から来たばかりの娘も参加させてもらえたことはとても嬉しかったですし、今でもとても印象に残っているパーティーの一つです。最後には娘もその場に慣れて、とても楽しそうに公園で遊んでいました。

このグループでのお誕生日会は、翌年も開きました。もう一人、4月生まれの女の子も一緒に加わり、さらに賑やかで楽しいお誕生日会になりました。そのときのテーマは“Animal”でした。

その年は雨が多く、外ではできなかったため、結局友人のKatjaの家で開くことになりました。彼女はお掃除好きでとても広くて綺麗なお宅ですので、まだコントロールの効かない年齢の子供たちが部屋を汚すことをとても心配したのですが、快く引き受けてくれたので、無事にお誕生日会をすることができました。

バースデーケーキは、日系のケーキショップのSatura Cakesでオーダーしました。Saturaはシリコンバレーで日本風の美味しいケーキが食べられるお店です。スポンジが軽くて、甘すぎず、見た目も素敵なバースデーケーキでした。

2度のお誕生日会を経験したことで、たくさんのノウハウを得られたので、翌年からは自分たちでお友達を招いて娘のお誕生日会を開くようになりました。
娘は幼なすぎてほとんど覚えてはいないかもしれませんが、お友達と一緒にお祝いしてもらえたことは、きっと彼女の心の奥底に残っていると信じています。このような経験を積むごとに娘も徐々に明るく活発な性格に変わって行きました。
アメリカで知り合った友人たちが、右も左もわからないまま不安な気持ちで引越して来た私たち家族を仲間に入れてくれたことに今でも感謝しています。

*スイカ割り:Suika wari is to split a watermelon with a wooden stick like baseball bat at summer event or on the beach. He/She has to walk blindfold about 5m(20 inches). Other people who are watching the game give some words him/her like walk straight, almost there, hit and so on… After splitting a watermelon, everyone can eat a piece of watermelon.

2 件のコメント:

  1. This was such a beautiful party! I remember it well!I can't believe how big they are now!!

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  2. I know that your daughter had a wonderful 8th birthday party this year! I wish I could come back!

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