2010年11月10日水曜日

ハロウィン


今から6年ほど前に渡米して初めて参加した大きな行事が“ハロウィン”でした。もちろんハロウィンについての知識はなく、そもそも発音が“ハローウィン”なのか“ハロウィーン”なのかもわからないくらい。。当時アメリカで最初にお友達になってくれたHeidiが色々と教えてくれました。

Heidiにとっては一年で一番お気に入りのイベントということもあって、気合の入れ方が違いました。9月のある日、彼女の家に遊びに行くと、庭にガイ骨やくもの巣が…既に彼女の中ではハロウィンが始まっていました。ハロウィンは簡単に言うと、日本のお盆、死者を弔うことを意味するんですよね。それに日本ではかわいいイメージのかぼちゃたちも、アメリカのかぼちゃはとても強面なのです。

ハロウィン初心者の私たちは、10月31日にHeidiのご家庭にお呼ばれすることとなりました。
忘れもしないこの日は…夏時間が終わって冬時間に変わる日だったのですが、何と私たちは指定された時間よりも1時間早く到着してしまったのです! Heidiには、“I thought you didn't know it.” と言われて…笑いながら私たちを快く受け入れてくれました。

Heidiオリジナルのハロウィンピザをいただき、辺りは少しずつ暗くなってきたので、いよいよ出発することになりました。ハロウィンでは子供たちが近所を隅から隅まで歩き回って、キャンディ*をもらいに行きます。Heidiと私には、当時1歳の女の子がいて、まだ赤ちゃんを卒業したくらいで言葉も二言三言程度でした。でも子供たちがキャンディをもらうには、玄関で“Trick or treat.”(お菓子をくれないといたずたするよ)と言わなくてはなりません。そこでHeidiは、子供に“Boo!”(驚かすときのワッ!みたいな発生音)と教えていました。



何をどうするのかわからないままに…とにかく彼女について家々を回りました。どの家からもキャンディをもらうので、持っていた手提げのバッグはパンパンに。こんなにたくさんのキャンディ、1歳の子供にはとても食べさせられないです。でもパパは喜んで毎日食べていました。食べきれないキャンディは、会社に持って行っておいて置くと、あっという間になくなるそうです。子供も大人も大好きなんですね。

ところで今年のハロウィンはというと、先ず驚いたのは街にはグッズがたくさん売られていて、仮装用のコスチュームを買う人をたくさん見かけました。こんなに日本でも浸透していたとは…しかも近所では、町内の有志の方々が毎年キャンディを配っているという情報を入手したので、当日行って来ました。確かに“Trick or treat.”はやっていました。我が家の娘は今年も参加できて、大満足。今年も楽しい楽しいハロウィンを迎えることができました。

*キャンディ:アメリカのキャンディには、lollipop(棒付きのあめ)、chocolate(M&M'SやSnickersなど)それにガムも含まれます。ここ数年はキャンディの代わりに、sticker(シール)やえんぴつを渡す人もよく見かけました。

1 件のコメント:

  1. Wakana, this was such a special event for the girls! I wish we can do it every year together!

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