2010年12月29日水曜日

パーティーで学ぶこと

今から6年以上前のことですが、アメリカへ行く前の準備として、『ホームパーティー講座』を受講しました。そこで主催者の女性が、「アメリカ駐在の中で最も楽しかったことは、ホームパーティーでしたよ。」と楽しそうに話しをしていました。
そもそも私がその講座を受講しようと思った理由は、やはりアメリカ=ホームパーティーのイメージが強く、先に渡米していた主人から「家族が揃ったらウェルカムパーティーをしようとお隣さんに誘われた。」と言われたのもあって、パーティーについて少しでも知っておきたかったからです。

その講座では、主催者である女性のお宅に伺って、実際にパーティーで出したお料理を何品かいただきました。中でも、アボカドのディップ*はその後、自分なりに工夫して野菜スティックと一緒に何度もテーブルに登場しました。和風ワカモレの感覚です。カリフォルニア州はメキシコと隣接しているので、メキシカンレストランがたくさんあり、とてもポピュラーなこともあってアボカドは年中スーパーマーケットで見かけることができます。

また、「アメリカではブロッコリーは生で食べます。」というのを聞いて驚きましたが、実際にパーティーで見て納得しました。野菜スティックなどは、パーティープレートとしてスーパーマーケットにありますが、そこには生のブロッコリーやカリフラワーがカットされて人参やトマトと一緒に盛られて売っています。ブロッコリーは茹でて食べるのが当たり前だと思っていただけに衝撃でした。

他には、白ワインに伊藤園の“充実野菜”を加えて飲みやすくした食前酒や、チキンと野菜がたくさん入ったトマトの煮込みをメインに、さらにはそれをご飯にかけるというアレンジも教わり、何となくホームパーティの下準備は出来た気分になり先ずは安心しました。

アメリカで経験したパーティーはその種類も多岐に渡りますが、ランチやディナーなどのホームパーティーやお誕生日会が最も多かったです。季節ごとのパーティーでは、バレンタイン、イースター、BBQ**、プール、独立記念日、ネイバーフッド***、会社のピクニック、ハロウィン、サンクスギビング、クリスマスなどがあります。また特別なパーティーとしては、披露宴、ベイビーシャワーや送別会があります。


パーティーの規模は、ごく親しい友人同士で開くホームパーティーからお誕生日会やBBQのように一度に大人数が呼ばれるものも頻繁にあります。友人同士であれば、気軽な気分でそのパーティーに参加すれば何とかなりますが、当然、初対面の人に会うパーティーとなると行く前から緊張していました。

アメリカでの生活も1年半が過ぎた頃、友人のCarolinaのお宅にお邪魔した時のことです。“I have a Japanese friend, so I will call her."と言うのです。まさか日本人のお友達がいるなんてと半信半疑だったのですが、程なくして、その女性はCarolinaの家にやって来ました。お友達の名前はKさんと言い、私の娘と同じ年頃の女の子とまだ生まれて3ヵ月くらいの男の子も一緒に連れて来ました。それまで、駐在の方々と知り合うことはあっても、アメリカ人のご主人を持つ日本人女性に会ったのは初めてでした。初対面からとても明るく気さくで、何だか初めて会った気がしないくらい自然に話をしたことを今でも覚えています。

共通の友人CarolinaをきっかけにKさんとは仲良くなり、彼女のお宅のBBQパーティーに呼ばれることになりました。そこには、お会いしたことのない人ばかり。しかも当然ながら、標準語は英語です。
先ずは、ホストであるご主人とご挨拶。そしてホステスであるKさんは、細々とゲストのことを気遣いながら色々な友人と話をしています。
そんな前向きに人と接するKさんの姿勢を見て、その後、私は初対面の人とも積極的に話すことを心掛けるようになりました。とは言ってもなかなか容易なことではありませんでしたが。。。

パーティーを楽しむには、相手のことに関心を持つことが大切です。せっかく参加するのですから、何か新しいことを得てから帰りたいと思いました。
色々な人と話をしてみると、日系人である、日本に留学をしたことがある、カレッジで日本語を勉強したことがある、日本に遊びまたは仕事で行ったことがある、家族が日本に住んでいたことがある、さらには日系企業と仕事をしたことがある、日系の会社に勤めているなどなど、日本と縁のある方々にたくさんお会いしました。シリコンバレーという土地柄もありますが、話してみれば共通の話題というのは意外とあるものです。
自分から心を開けば、それ以上に話上手のアメリカ人たちですから、話す機会を作ることはいくらでもできるのです。

日本に戻り、また新しい環境で生活が始まりました。娘が小学生なので、先ずは娘がクラスに馴染めればと思っていました。9月にクラスのお母さんたちが集まるランチパーティーがあり、そこで何人かの方々と話しをしたことがきっかけで、その後も、たまにお母さんたちとのランチなどでお付き合いできるようになりました。

年末は、忘年会シーズン。先日、娘のクラスの22名のお母さん方が集まって、レストランで忘年会が開かれました。みなさんお話好きで楽しい方ばかりです。ついつい、一次会⇒二次会⇒三次会まで場所を変えてとことんまでお付き合いしてしまいました。

アメリカ人のパーティーはほとんどの場合、時間が来れば個人個人で自然に解散します。一方、日本のパーティーは一度終わっても、また別な場所に移動して次のパーティーが始まります。時間通りに終わらない、終わりの時間を気にしないのは日本人独特の時間の感覚だと思いますし、きっと良い意味での昔から変わらない日本人の付き合い方なのでしょうね。

東京の住宅事情から、アメリカのように大勢を招くホームパーティーをすることは難しいですが、親しい友人を招いてのパーティーは時々開きたいと思っています。

*アボカドのディップ:アボカドをフォークなどで潰して、+マヨネーズ+白すりごま+かつおぶし+醤油(あれば、だし醤油)を適量加えて混ぜ合わせます。野菜でもクラッカーやチップスでもお好みのものと一緒に。

**BBQ:BBQパーティーとしてだけではなく、お誕生日会、プール、ベイビーシャワー、送別会など様々な場面と組み合わさることが多いです。

***ネイバーフッド:“Neighborhood Party”とは、主催者が同じ通りや近所の通りに住む人に声をかけてパーティーを開きます。“Neighborhood Block Party”とも言うようです。
私が経験したのは、“Pancake Breakfast Party”で、同じ通りに住むあるお宅にパンケーキ用のトッピングを一品持ってお邪魔しました。いちごやバナナやブルーベリーなどのフルーツでも、チョコレートシロップでも何でも良いのです。パンケーキの材料は主催者側の何家族かが準備して、当日キッチンでパパたちがパンケーキを焼きます。またコーヒーやジュースなどの飲み物も用意してありました。
近くに住んでいても初めて知り合う方ばかりなので、お互いに自己紹介したり、近所の噂話など、なかなか有意義な時間を過ごせました。

2010年12月18日土曜日

クリスマスライト

San Carlos Santa
いよいよクリスマスまであと一週間。世界中の子供たちがサンタさんからのプレゼントを期待して、毎日ワクワクそわそわしてるかもしれませんね。そして大人の私たちにとっても、今年一年がんばったご褒美に何か欲しいな…とお店に立ち寄ってはあれこれチェックしているかもしれません。

ところでこの時期の見所は、やっぱりクリスマスのイルミネーションではないでしょうか?
近年では全国各地で競うようにして、ライトアップがイベントとしても紹介されています。きっとこの季節の日本ならば、遠い宇宙から眺めても星のように輝いて見えるかもしれませんね。

先週、母から「赤坂から六本木ヒルズまで、イルミネーションを見ながらウォーキングをしているのよ。」と電話がありました。ぜひ私も歩いてみたいと、すぐにでも出かけたい衝動に駆られたのですが、平日の夜にぶらぶらと出歩くわけにもいかないので、今週末にでも見に行きたいなぁと思っています。
東京では、六本木ヒルズ表参道、それに銀座や有楽町などを始め、たくさんのイルミネーションスポットがあります。もう何年も前のことですが、ミキモトのジャンボクリスマスツリーを見たこともあります。またクリスマスシーズンのディズニーランドやディズニーシーは一段と素晴らしいでしょうね。

近所では、所々で庭先にイルミネーションを灯すお宅を見かけます。でもやっぱり個人の家の規模では、カリフォルニアで見た本場のクリスマスライトの豪華さにはかないません。
サンクスギビング休暇の頃には、あちらこちらの住宅で、軒下につららを模したライトを取り付けて、大きな木をライトアップします。庭には、キャンディケーンや雪だるま、それに首をかわいく振り続けるトナカイの親子など、楽しいオリジナルのテーマパーク作りが始まります。

私もアメリカで一度くらいは豪華にやってみたかったのですが、トナカイの親子を一つ二つ揃えたくらいではぱっとしないし、かと言ってもの凄く凝ったことをするには投資額が大きすぎる…小さなサンタの飾りやクリスマスリースを飾るぐらいのことしかできませんでした。近所を車で走っているだけでも素敵な飾り付けをしているお宅がたくさんあります。それだけでも冬ならではの楽しい夜のドライブでした。そんなある年、クリスマスライトがとにかく凄いというストリートがあると聞いたので、そこへ行ってみることにしました。

シリコンバレーの中心地サンノゼからサンフランシスコに向かってフリーウェイで30分ほどのところにあるサンカルロス“San Carlos”という市のとある通りでは、通り沿いに並ぶ数十軒ほどの住宅がクリスマスライトを一般人に向けて公開しています。
二年前のクリスマスイブは小雨でしたが、いつもはおそらく静かであろう通りが渋滞していて、たくさんの人々が既に通りを歩いていました。もちろん、メインストリート付近では駐車することができず、2-3ブロック離れたところに車を停めてメインストリートまで歩きました。その途中にある通りでも十分華やかなライトアップの数々を見ることができました。

でもメインストリートを初めて見たときには、その凄さに圧倒されました。シリコンバレーでは個人で凝ったライトアップをしているお宅はあっても、それがストリート全体に行き渡っている光景を見ることはありません。噂どおりの迫力です。
これでもかといういくらいのライトの数々、子供から大人までをも楽しませてくれるテーマパークのようですが、気になるのは電気代です。あるお宅では、ソーラーシステムを利用しているとのことなので、驚くほどのコストはかかっていないというような立て札が出ていました。
それにしても個人の趣味を越えたそのスケールとアメリカ人の懐の大きさを感じます。

昨年のクリスマスイブは、クリスマスライトのショーが大々的に開かれている公園があるということなので出かけてみました。

シリコンバレーのやや南に下がったところにあるロスガトスという街の公園“Vasona Lake County Park”では、毎年、“Fantasy of Lights”が行われています。車で入園(入園料を払います)し、1.5mile(約2.4km)のコースをドライブスルー形式で、車窓から全て楽しむことができます。この時期は寒いので、小さい子供がいる場合はとても助かります。但し、一周するのに約一時間はかかったと思います。混雑していますし、安全のため運転はゆっくりしなければなりません。
クリスマスならではのキャラクターたち、アメリカではお馴染みのキャラクターなど、ディズニーランドのエレクトリカルパレードのように次から次へと現れてきます。





こうして子供だけではなく大人までもがその幻想の世界に魅了され、興奮覚めやらぬうちに、待ちに待ったクリスマスの素敵な朝を迎えるのでしょうね。

2010年12月10日金曜日

『くるみ割り人形』の魅力

アメリカではクリスマス前にバレエの『くるみ割り人形』“The Nutcracker”を観るのが、恒例行事となっています。日本に住んでいる頃には、『くるみ割り人形』はチャイコフスキーの作品であることくらいしか知りませんでした。誰もが一度は聴いたことのある有名な曲ばかりで、一部はコマーシャルで使われたりもして、どれも印象的で美しい楽曲だと思います。もちろん、『くるみ割り人形』の物語も知りませんでしたし、バレエを観たこともありませんでした。当然のことながら、三大バレエの一つということは、後から知ったことです。

ある年の12月に友人に招かれたホームパーティーの席で、今週末はナットクラッカーに行くんだというような会話がありました。“Nutcracker?”、でもすぐに『くるみ割り人形』のことだということは分かったのですが、何でそれをこの時期に観るのかが良く分かりませんでした。確か娘がまだ3歳で、バレエの鑑賞など考えたこともなかった頃です。

娘は2歳になったときから、バレエ&タップクラスへ通い始めました。クラスの名前にはバレエとありましたが、そこはアメリカンポップなスタイルのダンススクール“Dance Attack”でした。娘は、一応バレエ的な動きとタップダンス(タップシューズを履きます)の両方をリズミカルなアメリカンミュージックに合わせて楽しく踊っていました。でもそれが、娘をダンス好きにする基本となったのです。その時のクラスの先生にも恵まれたと思います。

4歳の頃には、バレエ&タップクラスの他に、バレエの基礎のクラスも取って、クラシックの基礎の基礎みたいなことも習いました。タップはとても面白いのですが、日本でバレエを続けることになったらと考えると、やはりクラシックバレエをきちんと習っておいた方が良いと思ったからです。

5歳になってからは、そろそろ本格的なバレエ専門のスクールに移った方が良いなと考えていました。その頃に何人かに薦められたのが、“Western Ballet”というバレエスクールでした。さらに偶然にも、友人にスプリングガーラ“Spring Gala”というバレエ発表会に誘われて、実際に舞台を間近に観て、娘もその場で気に入りました。シリコンバレーには数多くのバレエスクールがありますが、そのうちの一つを選ぶとなると本当に縁あってのことです。
そこで主役として踊っていたのは、当時14歳か15歳くらいの日本人のかわいらしい女の子でした。娘の目にはその彼女が輝いて見えたようで、最初の目標とするバレリーナ像になったのではないかと思います。
アメリカのバレエスクールで子供の頃から活躍している日本人の姿を見て、私もとても嬉しく感じました。

娘は早速、その夏からWestern Balletでクラスを受けることにしました。初めて教わった先生は、子供たちの年齢の割には厳しい先生かなと思ったのですが、その分しっかりと指導してくださって頼りになる先生でもありました。

9月に入ると、ナットクラッカーのオーディションがありました。オーディションと言っても、娘のクラスの希望者は誰でも参加できました。12月の発表会に向けて、特別に毎週土曜日にも練習が始まりました。少し長めの練習についていけるのかなと思っていたのですが、毎回とても楽しんでいたようです。と言うのも、待っている時間は、お友達と話したり、少し上のお姉さんが遊び相手になったり、上級生の練習を見ていることが、娘にとってはとても充実した時間だったようです。

最初の年は、ラッキーなことに天使とねずみの二役でした。ステージ本番の週には、リハーサルとして平日に3日間通い、本番は金曜日の夜、土曜日の昼と夜、それに日曜日の昼と夕方の5公演が行われます。リハーサルは平日ですので、翌日は学校があり、小さな子供たちにとっては大変なことだったと思います。でも舞台に立ってみると、それぞれが立派に役割をこなし、リハーサルよりもずっとかわいい笑顔で緊張した様子もなく、子供たちの表情は輝いていました。

二年目もねずみの役で舞台に出ました。待ち時間には、宿題をしたり、本を読んだり、中にはビーズのおもちゃやシールに塗り絵などを用意してくださるお母さん方もいました。保護者はボランティアとして子供たちと一緒に待っていなければなりません。毎年ほとんど同じメンバーが6日間も一緒に過ごすと、自然にチームワークが生まれます。私たち親子にとって、こうした経験は忘れられないものとなりました。

オーストリア出身の友人は、「子供たちはみんなナットクラッカーが大好きで、毎年発表会を楽しみにしている」と言っていました。確かに何度ステージを観ても、みんな生き生きとして楽しそうに踊っています。その代わり、上級生ともなると練習はほぼ欠かさず毎日しているそうです。
またナットクラッカーの最初のパーティーシーンは人気が高いそうです。そこでは大人が多数参加していて、堂々と優雅に踊っていました。
観客席の最前列で観たこともありますが、ダンサーは舞台の上を何度もジャンプしたり走り回るので、息が切れそうです。見た目の優雅さに比べて、もの凄い運動量であることがよく分かります。

友人のLisaが、“Do you have Nutcracker-mania in Japan?”と言っていましたが、日本では果たしてどうなのでしょうか? 11月から12月にかけて、アメリカではナットクラッカーの上演は星の数ほどあり、それを観ることを楽しみにしている人が大勢いるそうです。
きっと演じる側にとっても観る側にとっても魅力的なバレエの世界なのでしょうね。。。

帰国後、娘は近所のバレエスクールに通っています。予想通り、内容はきちんとしていますし、子供たちも真剣にレッスンを受けています。ただ低学年の子供たちには、『くるみ割り人形』に出演する機会がないのはとても残念です。
でもいつか再び『くるみ割り人形』の舞台に立つことが、娘の次の目標なのではないかと思います。

2010年12月7日火曜日

クリスマスツリー

この時期、街にはクリスマスツリーが飾られ、お店にもたくさんのクリスマスの小物が並び、見ているだけでも楽しい気分になります。
クリスマスは外国の文化としては、最も日本に浸透しているイベントなのではないでしょうか。

今夏、アメリカからの帰国前に、絶対に持って帰りたいと決めていたものの一つは、クリスマスツリーとオーナメントでした。夫には何度も反対されましたが、最初の引越し荷物と一緒に送ってしまいました。マンションのリビングには大きすぎるとか、天井につっかえるとか言われながらも…
先週末、出してみましたが、まあ何とか上手く収まっています。
高さ約2m28cm(7.5ft)のツリーは天井すれすれではありますが。最近のマンションは天井が高くなったなと感心しました。ツリーのトップに娘が色を塗った天使も飾ることができました。

オーナメントは渡米した年の2004年から毎年買い足していて、今ではツリーいっぱいに飾ってあります。もともとシンプルなイメージで統一感のあるものを集めていたはずですが、年毎に娘の手作りのオーナメントも加わり、今ではカラフルで賑やかなツリーになっています。どれも思い出のオーナメントです。娘の手作りのものは、3歳の頃からプリスクールやキンダーガーテンのクラスで作ったものです。それから、その年が刻まれたフォトフレームに一年の思い出の写真を入れています。旅先のお土産店でもオーナメントがあれば買っています。ディズニーランドでも買いました。
これらの大切な思い出も一緒に持って帰れて本当に良かったと思います。

子供の頃のクリスマスツリーと言えば、1mくらいの低いもので、雪に見せるために綿をのせていました。オーナメントは、おそらく綺麗なボールのようなものだったと思います。それに星とか天使くらいの質素なものでした…
アメリカに行って、そのたくさんのバリエーションに驚き、でもやっぱり見ているだけでも楽しいし、買い物のついでに見つけるとついつい買ってしまいます。
定番のボール型のオーナメント、雪の結晶、“Noel”や“Peace”などの文字、サンタ、くつ下、天使、動物、それにキャンディケーン“Candy Cane”*や大きなロリポップまで…色もゴールド、シルバー、赤、緑、青など様々です。

先日、東急ハンズを覘いてみましたが、ツリーの大きさやサイズが豊富で、またそれに合わせてライトやオーナメントもたくさん飾ってありました。
ところで、昔から日本のライトは点滅式が主流ですが、アメリカは点滅しないタイプばかりです。それは大きく堂々としたツリーが、家の中で静かにその家庭を見守っている感じでもあります。

アメリカで初めて友人のHeidiの家でクリスマスツリーを見せてもらったときに、ツリーの足元にレールがツリーを囲むように敷いてあって、機関車“Christmas Tree Train”が走っているのには驚きました。クリスマスは子供から大人まで、本当に夢のある素敵な世界なんでしょうね。。

また12月になると、遠方に住む祖父母、両親や兄弟から届いたプレゼントをツリーの足元に置いておきます。家族一人一人にプレゼントを贈るので、そのプレゼントの数はとても多いです。全てのプレゼントは25日のクリスマスの朝に開けます。ツリーを見ているだけでもアメリカ人家庭の温かさや思いやりを感じます。

アメリカでツリーと言えば、本物のもみの木を買って来て、飾っている家庭も多いです。ハロウィンが終わるとオレンジのパンプキン畑が、グリーンのツリー畑に変わり、ツリーを買いに行きます。車に乗っていると、トラックや大型の車からツリーが飛び出ているのを見かけるようになります。
ある友人は、「ツリーの匂いが好きだから毎年本物のツリーにしている」と言っていました。「でも実はアレルゲンでもあるのだけど」とも言っていました。。
また別の友人は、「本物のツリーにしたこともあるけれど、終わったらゴミに出すのでもったいない」とも言っていました。まさかそのまま育て続けるわけにもいきませんし。。
私の場合は、後々、日本に持って帰りたいと思っていたので最初からフェイクのツリーでした。

今年の記念のオーナメントを探しに、久しぶりに代官山の“Christmas Company”へ行ってみようかなと思っています。

*Candy Cane:杖“cane”状のあめ。クリスマスではお馴染みのあめで、クリスマスツリーに飾ったり、クリスマスカードに添えたり、ちょっとしたご褒美なんかでももらうことがあります。娘が学校でよくもらってきたのは、赤と白の縞々のものでした。他には赤と緑などがあり、娘が言うには、ミントの味がする(私自身は一度も試したことがないのですが…)そうです。毎年喜んでなめていたところを見ると、子供にとってはとても魅力的で美味しいあめのようです。。。
また飾りとしては、庭先のイルミネーション(クリスマスライト)のデザインに良く見かけます。

2010年12月6日月曜日

食欲の秋を求めて

先日、神宮外苑のいちょう祭りへ出かけました。今年は10月も暖かい日が続き、秋の気配をあまり感じなかったのですが、11月に入ると寒い日もあり、ふと街路樹を見てみるといつの間にか葉が色付いているという感じでした。

外苑前は地下鉄の駅から混雑していて、そのまま人の波が絵画館前まで続いていました。久しぶりに黄金色のいちょうを見ると、あ〜東京の懐かしい秋の風景だなと感じます。娘はと言うと、その初めての匂いに敏感に反応していましたが・・・

絵画館前では、たくさんの露店が出ていて、ちょうどお腹が空いていた私たちにとっては、どれも目移りするくらい美味しそうに見えました。やっぱりいちょうよりも団子です。
最近話題のモツ焼きうどんが気になり早速買って、しっかりと完食しました。他にも、種子島の焼き芋や宇都宮の餃子に札幌ラーメン、明石焼きなどなど、どれもお腹にたまるものばかり。でも一度に全国制覇できるのがとても楽しい感じです。

ところで、カリフォルニアの秋ですが、気候は日本の秋に近いです。からっとした晴天の日があれば雨の日もあります。朝晩はかなり冷え込み、午前中に霧が出ることも多いですが、午後は晴れて暖かくなります。シリコンバレーの辺りはなだらかな山に囲まれていますが、日本のように見事な紅葉は見られません。カリフォルニアは針葉樹が多く生息しているからのようです。
同じアメリカの中でも東海岸のボストンやニューヨークの紅葉は有名ですけれど。


昨年の11月に訪れた“Russian River Wine Road Food & Wine Affair”*では天気に恵まれて、秋の景色とワインを存分に楽しむことができました。その土地一帯のワイナリーが協賛するお祭りで、それぞれのワイナリーが出す手作りの食べ物(スープ、チーズ、ソーセージ、チキン、ビーフ、ブラウニーなど)をつまみながらワインのテイスティングができます。そのお祭りのチケットを購入すると、お祭りに参加しているワイナリーの中から好きな場所を選んで何ヶ所でも訪れることができます。
一軒ごとにワイナリーの雰囲気を楽しめますし、音楽のイベントが開かれている場合もあります。

ワインテイスティングのできる建物内に子供は入れませんが、家族で訪れても大丈夫です。とにかくワイナリーは広大な敷地ですから、子供たちも自然の中で思いっきり楽しく遊ぶことができました。でもそうは言っても、大人のグループで来ている人々が多いので、公共の場所では最低限のマナーは守りたいものです。
また、ほとんどの人が車で来ているので、ドライバー専用のチケットも売っています。当然、取り締まりも厳しいです。そうなるとリムジンを頼んで、皆公平に楽しむというグループもいるわけです。

食欲の秋とはよく言ったものだとつくづく実感しますね。。

*Russian River Wine Road Food & Wine Affair:サンフランシスコを車で1時間半ほど北上したところにあり、100以上ものワイナリーが点在します。近郊にはナパやソノマといった有名なワイナリー地帯があります。

2010年11月24日水曜日

サンクスギビング


 日本ではあまり馴染みのない感謝祭“Thanksgiving”ですが、アメリカでは家族や友人が集まる大事な休暇の一つです。毎年11月の第4木曜日が“Thanksgiving Day”です。たいていの学校はその前日からお休みが始まり、週末までを家族と過ごすことになるようです。

娘がサンクスギビングについて学校で学んだことと言えば、ターキーを食べることとターキーの絵を描くといったことのようです。クラスでサンクスギビングのパーティーを開いた年もありましたが、そのときは残念ながら日本へ一時帰国していたので参加できませんでした。

Preschool:4歳の娘の左右手形のターキーです。
1st grade:ターキーの羽を装飾する学校の宿題で、葉の形に切り抜いた折り紙を貼り付けました。

ここでは歴史的な背景は省略しますが、簡単に言うと、現在では秋の収穫を祝って、伝統的な料理を用意し、各家庭で楽しく味わうことのようです。
友人の家庭に招かれた年も何度かありました。それまでの記憶の中で、ターキーを日本で食べたことはなかったと思います。何度か食べ比べてみて、家庭によって味が違うとわかるものです。私はグレービーソースが好きなので、どれもターキーと一緒に美味しくいただくことができました。それに丸ごとのターキーを豪快に切り分けて、大勢でわいわいと食すのはやっぱり楽しいですよね。
伝統的な家庭の味という意味では、日本のお節料理の感覚に近いと思います。焼き方はお父様からアバイスをもらったというターキーや、ケーキのレシピはご主人のお母様からというのを味わうことができました。

アメリカの家庭のオーブンはとても大きく、これはターキーを焼くためのサイズだということがここで納得できます。またそのターキーを焼くのは男性の仕事だそうです。ある友人は、ターキーを水洗いするのが大変だと言っていましたし、とにかく何時間もかけてじっくりと焼くわけですから、男性にしっかりと任せたいですよね。
その代わり女性は、グレービーソースやクランベリーソース*、それからマッシュポテトやデザートのパンプキンパイの準備にと一日中忙しいのです。

中には、サンクスギビングの日にターキーを焼かずに、フィレミニオンを焼くわよと言うお友達もいました。移民の国アメリカですので、色々な背景を持った家庭があります。それぞれの家庭で団欒できれば良いということですね。
ちなみ私たちは、昨年はレストランで蟹を食べましたし。。。
ただこの日は祝日のため、開いているレストランは限られていますので、予約をした方が無難なようです。

6年間で一度もターキーを焼くことには挑戦しませんでしたが(主人が料理をしないので)、我が家の日本製のオーブンレンジで、今度、丸ごとチキンくらいは焼いてみようかなと思います。

*クランベリーソース:この時期、カリフォルニアではフレッシュクランベリーが袋単位(約454g=1lb)で売られています。水と砂糖を加えて簡単にソースを作って、パンなどにジャムのように塗って食べても美味しいです。

2010年11月22日月曜日

コーヒーの本当の味

コーヒーは好きで毎日飲む習慣があります。日本のお店で飲むコーヒーは一般的には、ブレンドコーヒーなのでしょうか。たいてい、コーヒー専用のミルクを適当に入れて飲みます。

アメリカで初めてレギュラーコーヒー*を頼んだときに、これが噂のアメリカンコーヒーだと思いました。本当に味が薄いんです。それなので、絶対にミルクを入れることはありませんでした。何時でもブラックで十分です。同様にアイスコーヒーもとても薄くてびっくりしました。

またアメリカのレストランでは、アイスコーヒーよりもアイスティーの方が一般的なようです。レストランでアルコール以外の飲み物を頼む場合、アイスティーを注文するのをよく見ますし、お店にも必ずあります。一方、アイスコーヒーは無いところも多いです。でもサービスの良いウェイターさんは、コーヒーに氷を入れますよと言ってくれたりもします。

この夏は、ほぼ毎日、アイスコーヒーを飲みました。日本の夏にはアイスコーヒーがとても合います。それに濃さも苦味も丁度良くて、やっぱり美味しい。

それでも最近は、アメリカでも美味しいコーヒーを出すお店が増えたと思います。中でも一番感動したのは、マクドナルドです。マクドナルドがマックカフェをスタートして以来、子供と行くモチベーションが上がりました。
それまでは、決して美味しいとは言えないレギュラーコーヒーを頼んで、子供たちが室内遊具で遊んでいる間、ママたちとおしゃべりをしながら待っていました。マクドナルドの目の前にスターバックスがあるところでは、そっちで買って持ち込みたいという衝動に駆られたくらいです。

マックカフェのメニューで私のお気に入りは、カプチーノでした。ある日、娘のお友だちのママたちに“I think MacDonald’s cappuccino is better than Starbucks'.”と話すと、そのうちの一人のママから“I think so."と答えがありました。
スターバックスでカプチーノを頼むと、手に持った瞬間、何故か重くて、きっとラテと間違えているんだろうといつも思っていました。ここで、これは違う!!と言いたいところでも、カウンターで“Tall cappuccino”と渡されてしまうと正面切っては言えないものです。
味はミルク**の分量が明らかに多いので、まったりしています。チョコレートやクッキーと一緒だと、それはそれで丁度良い感じです。それでもたまに本当のカプチーノに出会うと、カップの余りの軽さに驚きますが、それが本物だったんですよね。

もちろん、アメリカのイタリアンレストランでは美味しいカプチーノを味わえます。食後にいただくのがまた格別です。

日本へ帰国してから未だマクドナルドへは行っていませんが、今度行って試してみたいと思います。


*レギュラーコーヒー:日本ではホットコーヒーと頼みますが、アメリカでは“Regular coffee”と頼みます。

**ミルク:普通のミルク“Whole milk”で頼むと味が重くなるので、低脂肪乳“2% Reduced-fat milk” “Low-fat milk”や無脂肪“Fat-free milk”、お好みで豆乳“Soy milk”からも選ぶことができます。

2010年11月18日木曜日

七五三

先週末、娘の七五三のお祝いをしました。大安の土曜日ということもあり、明治神宮はとても混雑していました。
外国人観光客の姿をあちらこちらで見かけました。一緒にご祈祷を受けていたり、写真を撮っている外国人も珍しくありません。この時期に訪れる外国人にとっては、有名な観光スポットのようです。きっと良い思い出になることでしょう。

アメリカでは日本の七五三のように幼い子供をお祝いする行事はありません。娘の三歳のお祝で日本へ一時帰国する前、何度か七五三“The Seven-Three-Five Festival”とは何か?という質問を受けました。簡単な答えとしては、“It is a festival to celebrate children's happiness and health.”と言ったところでしょうか。

娘にとっては三歳のお祝い以来、二度目のことなのですが、前回はアメリカから一時帰国中の一週間というとてもタイトな日程だったこともあり、それはそれは終始不機嫌で、地面に一秒も足をつけず、全く歩かなかったことを家族皆で懐かしく思い出し、笑ってしまいました。

七歳のお祝いは満年齢で数えると昨年でも良かったのですが、もう一年待ってからでも遅くはないと判断しました。
実はカリフォルニアでも七五三のお祝いを行うことができます。毎年、七五三の時期になるとサンフランシスコ周辺に住んでいる場合、日米山桑港寺というお寺でご祈祷を受けることができるそうです。アメリカに住んでいるからこそできる経験かなと一瞬迷ったのですが、やはり機会があるのなら、日本で祖父母に見守られながらお祝いするのも良いかなと思いました。

サンフランシスコ周辺には、日系人および日本人が数多く住んでいますので、毎年、たくさんの方々が桑港寺へ出かけるのではないでしょうか。このような場所があるのは、とても有難いことだと思います。


七五三当日、早朝の美容室で新日本髪に結っていただきました。娘の髪の毛が長いことと、この年齢の子供にしては毛の量が多いので、美容師さんに見事な新日本髪に仕上げていただきました。







明治神宮は入り口から神楽殿まで続く参道の距離がとても長く、草履など履いたことのない娘にとっては長い長い道のりだったようです。不満を口にしながらも歩き通すことができて、我が子ながら成長したなと思いました。

アメリカに住んでいると砂利道をひたすら歩くなんて経験はないと思います。立派な神社を作ったとしても、きっと神楽殿の脇に大きな駐車場を作ってしまうことでしょうね。


七歳の娘は着物を自分で選び、伝統的なお祝い事の意味も何となくではありますがわかっているようです。孫一人のために、主人と私の両親、それに私の弟が明治神宮まで駆けつけてくれました。そんなに皆から大事に愛されて…優しく真直ぐに育って欲しいものです…

2010年11月11日木曜日

ハロウィンパーティー


前回は子供が主役の“Trick or treat.”についてでしたが、今回は大人も楽しめるハロウィンパーティー*についてです。

先ずハロウィンパーティーでは仮装が必須です。もちろん子供だけではなくて、大人も真剣に仮装しています。悪魔、吸血鬼、ゾンビ、スーパーマン、カウボーイ、それにここぞとばかりとてもセクシーな衣装で登場するママもいます。
きっと子供の頃から仮装していたので、何の抵抗もなく当たり前のようにコスチュームを着て楽しくパーティーに参加できるんですよね。ある意味、とても羨ましく思います。

子供には早々にコスチュームを用意するものの、そんな経験のない純粋な日本人の私はというと、3度目のハロウィンで呼ばれたCarolinaのお宅のパーティーで、ミニーマウスのウエディングベールのついたカチューシャを着けるのがやっとでした。。しかもそれは娘のものです。それからは、黒猫の耳や尻尾、くもの巣柄の帽子やケープなど…なかなか全身を着飾ることはできないのですが、小物でそれなりに楽しんでいます。


次にパーティーに欠かせないのは、やはり食べ物ですよね。アメリカのハロウィンではどんなものがテーブルの上に並ぶのかと娘のお友達のBrianaのお宅にお邪魔しました。

テーブルには、クッキーやカップケーキ、チップスなどが置かれていましたが、中でも気になったのが、赤黒いゼリー。良く見てみると、脳みそのような形をしています。色といい、形といい、何とも言い難いものではありましたが、一口だけ味見をしてみました。確かにゼリー“Jello”**でした。味は複雑で覚えていませんが…確かこれを作った方は、いちご味と何かを混ぜたと言っていました。



こちらは、ハロウィンちらし寿司。日本から遊びに来ていたお友達が作りました。見た目も味も日本人好み。








今年のハロウィンはかぼちゃのまるごとグラタンにも挑戦しました。
アメリカで経験した数々のハロウィン…日本風にアレンジしながら毎年楽しく味わっていこうと思います!

*パーティー:アメリカのホームパーティーでは、ポットラックパーティー“Potluck Party”と呼ばれる形式が多いです。手作りのお料理でもデザートでも飲み物でも、何でも好きなもの、もしくはパーティーの主催者に必要なものを確認して持ち寄ります。特に子供が多い場合は、ピザを持って行くと喜ばれます。

**Jello:ジェロ、商標は、JELL-O。Kraft Foodsのフルーツ味のインスタントゼリーミックス。アメリカでは子供のおやつの定番です。 

2010年11月10日水曜日

ハロウィン


今から6年ほど前に渡米して初めて参加した大きな行事が“ハロウィン”でした。もちろんハロウィンについての知識はなく、そもそも発音が“ハローウィン”なのか“ハロウィーン”なのかもわからないくらい。。当時アメリカで最初にお友達になってくれたHeidiが色々と教えてくれました。

Heidiにとっては一年で一番お気に入りのイベントということもあって、気合の入れ方が違いました。9月のある日、彼女の家に遊びに行くと、庭にガイ骨やくもの巣が…既に彼女の中ではハロウィンが始まっていました。ハロウィンは簡単に言うと、日本のお盆、死者を弔うことを意味するんですよね。それに日本ではかわいいイメージのかぼちゃたちも、アメリカのかぼちゃはとても強面なのです。

ハロウィン初心者の私たちは、10月31日にHeidiのご家庭にお呼ばれすることとなりました。
忘れもしないこの日は…夏時間が終わって冬時間に変わる日だったのですが、何と私たちは指定された時間よりも1時間早く到着してしまったのです! Heidiには、“I thought you didn't know it.” と言われて…笑いながら私たちを快く受け入れてくれました。

Heidiオリジナルのハロウィンピザをいただき、辺りは少しずつ暗くなってきたので、いよいよ出発することになりました。ハロウィンでは子供たちが近所を隅から隅まで歩き回って、キャンディ*をもらいに行きます。Heidiと私には、当時1歳の女の子がいて、まだ赤ちゃんを卒業したくらいで言葉も二言三言程度でした。でも子供たちがキャンディをもらうには、玄関で“Trick or treat.”(お菓子をくれないといたずたするよ)と言わなくてはなりません。そこでHeidiは、子供に“Boo!”(驚かすときのワッ!みたいな発生音)と教えていました。



何をどうするのかわからないままに…とにかく彼女について家々を回りました。どの家からもキャンディをもらうので、持っていた手提げのバッグはパンパンに。こんなにたくさんのキャンディ、1歳の子供にはとても食べさせられないです。でもパパは喜んで毎日食べていました。食べきれないキャンディは、会社に持って行っておいて置くと、あっという間になくなるそうです。子供も大人も大好きなんですね。

ところで今年のハロウィンはというと、先ず驚いたのは街にはグッズがたくさん売られていて、仮装用のコスチュームを買う人をたくさん見かけました。こんなに日本でも浸透していたとは…しかも近所では、町内の有志の方々が毎年キャンディを配っているという情報を入手したので、当日行って来ました。確かに“Trick or treat.”はやっていました。我が家の娘は今年も参加できて、大満足。今年も楽しい楽しいハロウィンを迎えることができました。

*キャンディ:アメリカのキャンディには、lollipop(棒付きのあめ)、chocolate(M&M'SやSnickersなど)それにガムも含まれます。ここ数年はキャンディの代わりに、sticker(シール)やえんぴつを渡す人もよく見かけました。