Summary:Hina Matsuri which is the Girls' Day or the Dolls' Festival is held on March 3rd. We display the traditional dolls for girls at home for a couple of weeks. It is to wish the health and the future happiness of girls.
My daughter shared some pictures and snacks of Hina Matsuri at her preschool, when she was 4-year-old. I hope that her friends learned something about Japanese culture at that time. It will help them remember a part of the cross-cultural communication between Japan and the U.S. in the future.
Odairi sama & Ohina sama, Hina Dolls |
なかでも雛祭りは、小さい女の子を持つ母親にとってはぜひお祝いをしてあげたいと思う伝統的な行事の一つではないかと思います。私もささやかながら、毎年娘のために雛祭りのパーティーを開いて来ました。
娘が3才の頃、義理の母が日本から手荷物で雛人形を運んで来てくれたこともあり、友人のHeidiたち家族を呼んでパーティーを開きました。まだまだ3才の女の子たちにとっては、遊ぶことに忙しくて雛祭りや飾ってある雛人形にはほとんど興味がないようでした。。
4才の頃には、日本人の何人かのお友だちを招いて、プレイデートを兼ねて小さなパーティーを開きました。
こうして毎年、日本人のお友だちとは誰かのお宅に招かれては雛祭りパーティーをしていたので、異国での生活の中で雛祭りの存在をしっかりと植えつけることはできたのではないかと思います。Hina Matsuri Playdate March, 2007 |
ポットラック形式でママたちは食事を持ち寄り、子供たちには着物の代わりに浴衣を着せて雰囲気だけでも味わうことができました。またピアノを習っている娘のお友だちはピアノを弾いて聴かせてくれました。特別なことはできなくても、雛祭りの歌を歌って、一緒に食事をして…子供たちにとって楽しいお祝いの会となり、幼少期の記憶としてわずかにでも残っていて欲しいと願っています。
日本にいれば祖父母などと家族で一緒にお祝いができますが、カリフォルニアにいる間はお友達のママと協力しながら子供たちのためにと様々なイベントを熱心に企画したものです。
プリスクールでは、自由に自分の好きなものや紹介したいことを何でも共有“Share”することができました。シンガポール人の友人Hweeは、“Chinese New Year”のときに必ず“Lucky Money”を赤と金色の小さな封筒に入れてクラスのお友だち全員にプレゼントしていました。別のプリスクールに通うようになってからは、中国人の友人も同じ様に配っていました。日本で言うお年玉のような風習です。シリコンバレーは中国をはじめとするアジア系の移民が多いですし、ほんの一部分かもしれませんが、異文化に触れるきっかけにもなったことでしょう。もちろん子供たちは、思いがけないお金のギフトを素直に喜んでいました。
Hina-arare(Left) & Hina Matsuri Snacks |
カリフォルニアでは、しょうゆ味のおせんべいやかっぱえびせん、それにわさび味の豆などがアメリカのスーパーマーケットで売られているくらいですので、日本のスナックは食文化に浸透しつつはありますが、雛あられは甘くコーティングされているのでそれを子供たちや先生方がどのように味わっていたのかは興味深いところです。ただその雰囲気だけでも伝われば良いと思います。カリフォルニアのコーヒーショップにライスクリスピーはよく置いてあるので、全く初めて食する感覚ではなかったと思いますが。(個人的な意見ですのでわかりません。。)
Origami |
別の友人のプリスクールでは、“Culture Day”があり、日本文化を紹介したという話しを聞きました。たまたま雛祭りの時期に重なった友人は、お雛祭りのことを紹介したと言っていました。他にも、お手玉やけん玉など昔ながらの遊び道具を持って行ったそうなので、そのクラスの子供たちも異文化を体験する良い機会になったことと思います。また子供にとっては母国のプレゼンテーションの機会になるわけですから、きっと張り切って紹介できたのではないでしょうか。
The Peach Brunches for Hina Matsuri |
こういった異文化コミュニケーションは、好奇心溢れる子供たちにとっては未知の体験であっても、それらの経験が何かの形となって残り、将来、少しでも世界観を広げる助けになればと思います。
またアメリカに住む日本人が、小さなことでも文化を紹介する機会を積極的に持つことが、世界の人々に日本を理解してもらう大事な役割となるのではないでしょうか。